※本記事にはアフィリエイト広告(プロモーション)が含まれます。
毎年届く「12ヶ月点検」のハガキ、どうしていますか?
車を所有していると、購入から1年後や車検の間の年に、ディーラーや車屋さんから「12ヶ月点検(法定1年点検)」の案内ハガキが届きますよね。
「車の調子は悪くないし、車検の時にまとめて見てもらえばいいや」と、ついつい引き出しの奥にしまい込んでスルーしてしまう方も多いのではないでしょうか。実はこの12ヶ月点検、法律で定められた車の健康診断なのですが、車検(法定24ヶ月点検)とは違って、受けていなくても期限切れによる罰則がありません。
そのため、どうしても後回しにされがちなのですが、毎日車に乗る整備士の目線からすると「できれば受けておいた方が、後々の出費が抑えられるのになあ」と思うことがよくあるんですよね。
今回は、なぜ12ヶ月点検が必要なのか、整備の現場のリアルな声も交えながら解説していきます。
車検と法定点検の違いとは?
そもそも、車検と法定点検は何が違うのでしょうか?
車検は「その時点での保安基準を満たしているか」を確認するための検査です。公道を走るためのパスポートのようなものですね。 一方で、法定点検は「車が安全に走れる状態であるか」を定期的にチェックするものです。
罰則がないとはいえ、車は数え切れないほどの部品から構成されており、走れば走るほど、あるいは時間が経つだけでも消耗していくパーツがたくさんあります。たった1年でも、毎日のように通勤やお買い物で使ったり、ここ対馬のようにアップダウンが激しく潮風に晒される環境を走ったりしていると、目に見えない部分で確実に劣化が進んでいるものなんですよね。
整備の現場でのリアル:放置するとどうなる?
整備の現場で見ていると、12ヶ月点検を受けずに車検までまるまる2年間放置した結果、**「車検時の整備費用がドカンと跳ね上がる」**ケースがすごく多い印象です。お客様によく言われるんですが、「車検代が高かったよ〜」と嘆かれる原因の多くは、実はこの日々のメンテナンス不足にあったりします。
例えば、エンジンの動力を補機類に伝える「ファンベルト」。使用状況にもよりますが、交換目安は約5万〜7万kmと言われています。 12ヶ月点検のタイミングで見つけていれば、数千円〜の簡単な部品交換で済んだものが、放置して出先でベルトがプツンと切れて自走不能に……となってしまうと、お出かけの予定が台無しになるばかりか、レッカー代や他の部品へのダメージも含めて、時間もお金も大きく飛んでいってしまいます。
また、エンジンオイルの漏れや冷却水の滲みなども、初期の段階ならパッキンの交換などちょっとした手当てで済むことが多いんです。しかし、長期間放置すると周囲のセンサーやゴム部品までダメージが広がってしまい、高額な修理になるパターンをお客様の車で何度も見てきました。
「罰則がないから受けないでおこう」ではなく、「後々の大きな出費と出先でのトラブルを防ぐための予防整備」と考えると、12ヶ月点検って結果的にものすごくコスパがいい投資なんですよね。
購入店以外に頼んでも大丈夫?
「点検の重要性はわかったけど、車を買ったお店が遠くて行きづらいんだよね」という声もよく聞きます。ディーラーさんで買ったけど、引越しをして距離が離れてしまった、なんていうのはあるあるですよね。
実は、車の点検は購入したお店以外に頼んでも全く問題ありません。もちろん、うちの工場のような町の整備工場でも大歓迎です。
近所にある話しやすい町の車屋さんを見つけておくと、ちょっとした異音(キュルキュル音など)がした時にもすぐに相談できて安心です。オイル交換などのタイミングと同じ工場で定期的に見せてもらうことで、整備士側も「この車の普段の使われ方やクセ」を把握しやすくなるので、より的確なアドバイスができるようになりますよ。
まとめ
12ヶ月点検は罰則こそありませんが、愛車に長く、そして安全に乗るための重要な予防整備のタイミングです。車検費用を安く抑え、突然のトラブルを防ぐためにも、ハガキが届いたらぜひ重い腰を上げて近所の車屋さんに予約を入れてみてください。
何か気になることがあれば、お近くの整備工場や、対馬にお住まいの方ならぜひうちの工場にもお気軽にご相談くださいね!