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こんにちは。対馬モーターサービスの整備士です。いつも『kawatms-blog』を読んでいただき、ありがとうございます。
最近、車検やオイル交換の合間にお客様と世間話をしていると、「なんか最近、警察の取り締まりが厳しくなった気がするんですよね」なんて言われることが多いんですよね。皆さんも運転していて、そんな風に感じたことはありませんか?
今回は、自動車の運転で誰もが気をつけたい「速度違反」と、2026年4月に施行された少し見落としがちな新しい交通ルールについてお話ししたいと思います。
スピード違反の厳しい現実とオービス
警察庁のデータによると、2025年の1年間における道路交通法違反の取り締まり件数のなかで、スピード違反は86万5691件に上ります。これは「一時不停止」に次ぐ第2位で、依然として非常に多い数字です。
ご存知の方も多いかもしれませんが、一般道で30km/h以上、高速道路で40km/h以上の速度超過をしてしまうと「赤キップ」を切られ、刑事罰の対象になります。交通反則通告制度(青キップ)は適用されず、簡易裁判所での略式裁判などを経て前科がつくほか、基本的には1回で免許停止か免許取り消しの対象になってしまいます。最近は持ち運びが簡単な「可搬式オービス」がネズミ捕りに使われることも多く、見通しの良い生活道路こそ油断禁物なんですよね。
2026年4月施行の「見落としがちな速度ルール」
さらに、ドライバーの皆さんにぜひ知っておいていただきたいのが、2026年4月1日に施行された改正道路交通法の「クルマ側の新ルール」です。自転車の青切符導入ばかりが話題になりましたが、実はクルマが自転車の横を通過する際の「速度」にも厳しい基準が設けられました。
警察庁が示した目安によると、車道を走る自転車の右側を通過する際、「少なくとも1メートル程度」の間隔が確保できない場合は、時速20〜30km程度まで減速して通過することが求められます。間隔も取らずにスピードを落とさず横を通り抜けると、「歩行者等側方安全通過義務違反」となり、普通車で反則金7000円、違反点数2点が科せられます。
整備士目線で感じる地方特有の落とし穴
対馬のような地方や離島を走っていると、道幅が狭くて自転車と1m以上の間隔を空けるのが難しい区間がたくさんありますよね。「対向車が来ていないからサッと抜いちゃおう」と、これまで通りの感覚でスピードを出したまま自転車の横をすり抜けると、気付かないうちに違反となってしまいます。
整備の現場で見ていると、最近はほとんどの車に高性能なドライブレコーダーが前後についています。自転車側もアクションカメラ等をつけている方が増えました。万が一接触しなくても、ヒヤリハットな追い越し映像が残ってしまえば、後々問題になる可能性もあります。
まとめ
「自転車の横を通るときはしっかり減速する」。たったこれだけで事故のリスクは大幅に下がります。軽微な2点の違反でも積もり積もれば免停に近づきますので、今日の帰り道からぜひ速度と間隔を意識してみてください。