車検は自動車保険見直しのチャンス!整備士が教える等級ダウンと選び方の落とし穴

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こんにちは!対馬モーターサービスの整備士です。いつも当ブログ『kawatms-blog』を読んでいただきありがとうございます。

「車検のタイミングで保険の見直しを考えているんだけど、どう選べばいいのかな?」 お客様によく言われるんですが、保険の満期や車検の時期は、自動車保険を見直すのにぴったりのタイミングですよね。最近はネット型(ダイレクト型)の保険も便利になってきて、家計の節約のために乗り換えを検討する方も多いと思います。

そこで今回は、整備士の視点から見た「自動車保険選びの落とし穴」や、事故をした際の等級ダウンの違い、そして本当にいざという時に頼りになる保険会社の選び方についてお話ししていきたいなと思います。

任意保険の加入率は約99%。自賠責だけでは足りない理由

車検のたびに必ず加入する「自賠責保険(強制保険)」ですが、これだけで十分だと考えている方は実はとても少ないんです。 webCGが行ったメルマガ読者3万人に向けたアンケート結果によると、回答者の「約99%」が任意保険に加入しているとのことです。

なぜほぼ全員が任意保険に入るのでしょうか。それは、自賠責保険で人身にかかわる補償が行われるにしても、その限度額は「4000万円」に設定されており、さらに「物損はカバーされない」という明確な事実があるからです。 もしもの事故で、相手の車やガードレール、店舗などに損害を与えてしまった場合、自賠責では1円も出ません。だからこそ、不足分を補うために任意保険が必須なんですよね。

ネット型保険の進化で手続きがより便利に

ここ最近の保険業界の動きを見ていると、インターネットを使った顧客の手続きが一層スムーズになっています。 例えば、2026年7月30日の発表によると、楽天損害保険(楽天損保)は「楽天自動車保険」のマイページ機能を拡充し、住所変更や解約などの各種契約内容の変更手続きをWeb上で完結できるようにしたとのことです。

電話をかけたり、代理店に書類を送ったりする手間が省けるのは大きなメリットですよね。ライフスタイルの変化に合わせて、ご自身でサクサクと保険の内容を見直せる環境が整ってきています。

現場の整備士が感じる「保険会社の選び方」と整備工場との相性

ここからは現場感覚の解釈になるんですが、ネット型保険は安くて便利な反面、保険料の安さだけでパッと決めてしまうのは少し注意が必要です。

うちの工場で事故修理対応をしていてよく感じるのが、保険会社ごとの「有事の際の動きやすさ」の違いです。 代理店型の保険だと、事故の直後に代理店の担当者さんがレッカー手配や、私たちのような修理工場への連携をスムーズに進めてくれることが多い印象があります。

一方で、うちのお客様で過去にあったケースなんですが、保険料の安いネット型に乗り換えた直後に事故に遭われ、事故現場のパニック状態のなか、お客様ご自身でコールセンターとやり取りをして、工場への入庫段取りまでやらなければならず、精神的にかなり疲弊されていたことがありました。

また、整備士目線で言うと、保険会社と整備工場の相性って実はすごく大事なんです。例えば、事前の連携が取りやすい会社とそうでない会社がありますし、事故状況の確認や修理代の協定交渉(どこまで修理費用として認めるかの協議)のしやすさも違います。担当者さんとのやり取りがスムーズな保険会社だと、修理のスケジュールが立てやすく、結果的にお客様へお車を早くお返しできることが多いんですよね。

意外と知らない?「1等級ダウン」と「3等級ダウン」の違い

保険を見直す際や、実際に事故が起きてしまって車両保険を使うか迷う時、「等級ダウン」の仕組みを正しく知っておくと役立ちます。実は、事故の内容によって下がる等級が異なります。

【1等級ダウン事故とは】 これらは主に「ドライバーにどうしようもない不可抗力」のケースが多いです。

  • 飛び石によるガラスの破損
  • お車の盗難
  • 落書きなどのいたずら
  • 台風や竜巻、洪水などの自然災害
  • 火災や爆発

【3等級ダウン事故とは】 こちらは一般的な運転中の事故が該当します。

  • 対人賠償事故(歩行者や相手の車の搭乗者にケガをさせた)
  • 対物賠償事故(他人の車やガードレールなどにぶつかった)
  • 単独の自損事故(電柱にぶつかった、溝に落ちたなど)
  • 車同士の衝突などで一般車両保険を使用したケース

「飛び石でフロントガラスが割れてしまった!」という場合は1等級ダウンで済みますが、「駐車場でバックしていて壁にぶつかった」という自損事故で車両保険を使うと3等級ダウンになります。この違いを覚えておいていただいて、修理代と翌年以降の保険料アップ分を見比べて、保険を使うか自腹で直すかを決めるのが賢明です。私たち整備工場にご相談いただければ、修理費用のお見積りをお出しして一緒に考えることもできます。

見直しの時に削らないでほしい「特約」について

保険料を安くしようとして、見直しの際につい外してしまいがちな「特約」ですが、個人的所感としては「弁護士費用補償特約」や「個人賠償責任特約」「ファミリーバイク特約」などはぜひ残しておいてほしいと思います。

とくに弁護士費用補償特約は、自分に全く過失のない「もらい事故(赤信号で停車中に追突されたなど)」の時に威力を発揮します。過失ゼロの場合、自分の保険会社が示談交渉を代行できない決まりになっているので、相手方との交渉をご自身でやらなければならない不安があります。そんな時に弁護士さんに依頼できる特約を付けておいて、本当に助かったと胸をなでおろすお客様を何人も見てきました。

まとめ

いかがでしたか?自動車保険は「万が一お守り」だからこそ、金額だけでなく、事故時のサポート力や特約の有無、そして修理現場との連携のしやすさなどを総合的に比較して選んでみてくださいね。 対馬のように移動手段が車メインの地域では、一日でも早く修理が終わって日常に戻れることが大切です。車検の際など、ぜひご自身の保険内容を一度ゆっくり見直してみてください!

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