スピード違反は車も財布も痛む?整備士が教える交通反則の現状とブレーキへの影響

📁 🚗 整備の現場

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こんにちは、対馬モーターサービスの川原です。

対馬のような地方や離島では、見通しの良い一本道も多く、気づかないうちにスピードが出すぎてしまったり、ついつい一時停止の確認が甘くなってしまったりすることってありますよね。ですが、交通違反は単に反則金を払えば済むという問題ではありません。

今回は、警察庁のデータから見える交通違反の現状と、深刻なスピード違反の罰則、そして整備士目線で見た「飛ばす車がどう傷むのか」についてお話ししたいと思います。

最多の違反は「一時不停止」

警察庁のデータによると、交通違反の中で最も多く検挙されているのは「一時不停止」だそうです。普段通りに走っているつもりでも、完全に停止せず「徐行」で通過してしまって検挙されるケースが多い実態があります。特に住宅街や交差点では、歩行者や自転車との接触事故を防ぐためにも、しっかり「止まる」ことが求められます。

深刻なスピード違反の増加と「運命の分かれ目」

一方で、非常に危険なスピード違反も後を絶ちません。2022年の警察庁の取り締まりデータでは、指定速度を50キロ以上オーバーする「速度50以上」の違反が増加していることが報告されています。

首都高などの高速道路においては、「スピード違反で捕まっても反則金・罰金を払えば済む」と軽く考えているケースもあるようですが、実際には速度超過80km/hが法廷での「運命の分かれ目」とも言われています。悪質な速度超過は、罰金刑のみならず免許取り消しや懲役刑の可能性もあり、職業によっては社会的に取り返しのつかないダメージを受けることがあります。免許がなくなれば、車が生活の足である地方のドライバーにとっては死活問題ですよね。

整備の現場で見える「飛ばす車」の代償

さて、ここからは少し視点を変えて、車の手入れという面からお話しさせてください。

整備の現場で毎日車の下回りを点検していると、実のところ「この車はよくスピードを出しているな(飛ばす車だな)」というのは、下回りやブレーキ周りを見れば一発で分かります。

スピードを出して走れば、当然のことながらブレーキに大きな負担がかかり、急減速の回数も増えます。車検や定期点検の際に、走行距離の割にブレーキパッドのすり減りが異常に早かったり、熱によるブレーキローター(ディスク)の歪みが出ていたり、タイヤの偏摩耗が強く見られる車は、日頃からかなり飛ばし気味に運転されているお客様であることが多い印象です。

免停や高額な罰金が痛いのはもちろんですが、スピードの出しすぎは車の寿命を著しく削ります。結果的にブレーキ部品ごとごっそり交換になったり、タイヤをすぐに買い替えたりと、高額な整備費用として自分のお財布に跳ね返ってくるんです。

まとめ

「一時停止の標識ではしっかり止まる」「スピードは法定速度内に収めて走る」。

これは警察に捕まらないための行動というだけではなく、ご自身の愛車を長く、そしてメンテナンス費用を安く抑えながら乗り続けるための「最高の節約術」でもあります。

安全運転は、車にもお財布にも優しい一番のメンテナンスです。今日も安全運転で、快適なドライブを楽しんでくださいね!

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