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こんにちは!対馬で自動車整備工場「対馬モーターサービス」を営んでいる整備士です。いつも当ブログ『kawatms-blog』をご覧いただきありがとうございます。
最近、整備の合間に自動車関連のニュースを見ていると、思わず「おっ!」と声が出てしまうような気になる情報が多く飛び込んできます。特に2026年から2027年にかけての国内新車市場は、かつて日本の路上を賑わせたビッグネームたちが次々と復活・導入される、まさに「本格SUV・クロカン」のラッシュになりそうです。
ここ数年は街乗りに適したスタイリッシュなクロスオーバーSUVが全盛でしたが、骨太な本格四駆を探していた方にはたまらない時期になりそうですね。
今回は、そんな2026〜2027年登場予定の新型SUV情報と、現役整備士の目線から見た「本格SUVと長く上手に付き合うための注意点」についてお話しします。
往年の本格SUVブランドが続々と復活・導入!
各メディアの報道によると、2026年から2027年にかけて、車好きの心をくすぐるモデルが次々と登場予定です。
三菱 パジェロ(5代目) かつてRVブームを牽引した三菱のパジェロですが、国内では2019年に販売を終了していました。それがなんと、2026年12月にフルモデルチェンジして復活予定と報じられています。2.4Lのディーゼルターボエンジンに8速ATが組み合わされるとのこと。対馬の林道のようなタフな道でも頼もしい走りが期待できそうです。
日産 パトロール(7代目) 日本では以前「サファリ」の名で親しまれ、2007年に販売を終了していたラージサイズSUVです。これが2027年度前半に「パトロール」として日本へ導入される予定とのことです。3.5LのV6ツインターボエンジンと9速ATの組み合わせという、大排気量のゆとりある走りが楽しめそうですね。
トヨタ ランドクルーザー“FJ” 大人気のランクルファミリーにも新しい顔が加わります。2026年の年央には、ファミリーの中で最小サイズとなるプロトタイプがお披露目される予定です。取り回しのしやすさと悪路走破性を両立したモデルになりそうで、とても気になりますよね。
2026年はミドルSUVの「当たり年」でもある
本格クロカンだけでなく、日常使いとレジャーをバランスよくこなす「ミドルサイズのSUV」も激戦の年を迎えます。 2026年は、ホンダ「CR-V」、マツダ「CX-5」、トヨタ「RAV4」など、各メーカーの主力車種が揃って新型として顔を並べると言われています。
アウトドアやキャンプ、釣りなどを趣味にされる方にとって、これほど選択肢が充実するタイミングは久しぶりかもしれません。
整備士目線で考える、本格SUV導入前のチェックポイント
さて、ここまでは車好きとしてのワクワクをお伝えしてきましたが、ここからは少しだけ「現場の整備士」としての現実的なお話をさせてください。
本格SUVは、対馬のような大自然が残る環境や、地方のアウトドアレジャーにぴったりの車です。ですが、実は整備の現場で見ていると、購入後に「こんなはずじゃなかった…」と維持費などでお悩みになるお客様のケースがよくあります。特に以下の2点には注意が必要です。
1. クリーンディーゼルの「チョイ乗り」には要注意
新型パジェロにも設定予定とされるディーゼル車は、燃料代が比較的安く、重い車体を軽々と引っ張る太いトルクが本当に魅力的です。しかし、ディーゼルエンジンの特性上、少し気をつけたい乗り方があります。
うちのお客様や同業者の間でもよく話題になるのですが、通勤や近所のスーパーへの買い物など「5〜10分程度のチョイ乗り」ばかりを繰り返していると、トラブルが起きやすくなります。具体的には、排気ガスの微粒子を捕集する「DPF(ディーゼルパティキュレートフィルター)」という部品が詰まりやすくなり、警告灯が点灯してしまうケースが多い印象です。
これを防ぐためには、月に数回は一定の速度でまとまった距離(例えば休日のドライブなど)を走っていただき、フィルターの「自動再生」という煤を焼き切るシステムをしっかり作動させる乗り方が理想的です。
2. 大型SUVならではの消耗品コスト
パトロールのようなラージサイズSUVになると、やはり車体重量が重く、タイヤサイズもかなり大きくなります。
車が重いということは、それだけブレーキパッドの減りも早くなります。そして何より、タイヤ交換の際のゴム代がコンパクトカーや軽自動車とは桁違いになってきます。「車検のタイミングでタイヤも交換しようと思ったら、見積もりを見てびっくりした!」と仰るお客様にもよくお会いします。
まとめ
2026年から2027年にかけての新型SUVラッシュは、車選びを最高に楽しくしてくれそうです。パジェロの復活やパトロールの導入など、話題に事欠きません。
ただ、お車をご検討される際は、車両本体価格の予算だけでなく、「自分の普段の乗り方(チョイ乗りメインではないか)」や、「タイヤやブレーキパッドなどのランニングコスト」もしっかりと見積もっておくことをおすすめします。そうすることで、相棒となるSUVとより長く、安心してカーライフを楽しめるはずですよ。